MovableType3.3の設定方法

MovableTypeのダウンロード

MovableType公式ページにアクセスして、「ライセンスとご購入」または
「ご購入・ダウンロード」をクリックします。

表示された画面から、「個人ライセンス(無償)」のＵＲＬをクリックします。
個人によるウ ェブサイト構築の目的であれば「個人ライセンス(無償)」が選
択可能です。

※本マニュアルでは、 「個人ライセンス(無償)」を選択した場合を元に進め
　 ていきます

ダウンロードページが表示されますので、内容をご確認のうえ記載内容に
同意される場合は、「利用許諾に同意し無償ダウンロード受付画面へ進む」
をクリックします。

「無償ダウンロード受付画面」が表示されますので、必要事項を入力して
「次へ」をクリックします。

「無償ダウンロード確認画面」が表示されますので、入力事項に間違いが
無ければ「申込」をクリックします。

「無償ダウンロード受付完了画面」が表示されます。

登録したメールアドレス宛にダウンロード手順についてのメールが届きます
ので、メール文中の「ダウンロード認証画面URL」にアクセスします。

「ダウンロード認証画面」が表示されますので、メール文中に記載の「ダウ
ンロード認証キー」を入力して「次へ」をクリックします。

「ダウンロード製品確認画面」が表示されますので、「ダウンロード」をクリッ
クして保存します。

ファイルの解凍

ダウンロードしたMovableTypeファイルを 「解凍ソフト」 で解凍します。

perlパスの変更

ファイルの解凍が終わったら、設定ファイルのperlパスを変更します。
下記ファイルを 「テキストエディター」 で開いて、１行目のperlパスを

#!/usr/bin/perl -w

に変更して保存します。

perlパスの設定を変更するファイルの一覧
※拡張子CGIのファイル

mt.cgi
mt-add-notify.cgi
mt-atom.cgi
mt-check.cgi
mt-comments.cgi
mt-db2sql.cgi
mt-feed.cgi
mt-search.cgi
mt-tb.cgi
mt-testbg.cgi
mt-upgrade.cgi
mt-view.cgi
mt-wizard.cgi
mt-xmlrpc.cgi

「mt-config.cgi-original」の編集

設定ファイル「mt-config.cgi-original」をテキストエディターで開きま
す。

15行目の
CGIPath http://www.example.com/cgi-bin/mt/
を、ホームページアドレスとMovableType本体を設置するフォルダに
変更します。

（例）
CGIPath http://xxx.stepserver.jp/mt/
ホームページアドレス「http://xxx.stepserver.jp/」の方が、サーバー
上の「public_html」の「mt」内にMovableType本体を設置する場合


次に、21行目の
StaticWebPath http://www.example.com/mt-static
の頭に「#」をつけて
# StaticWebPath http://www.example.com/mt-static
とします。


次に、データベース関連の設定を行います。

28〜32行目の

ObjectDriver DBI::mysql
Database DATABASE_NAME
DBUser DATABASE_USERNAME
DBPassword DATABASE_PASSWORD
DBHost localhost

の頭に「#」をつけて

# ObjectDriver DBI::mysql
# Database DATABASE_NAME
# DBUser DATABASE_USERNAME
# DBPassword DATABASE_PASSWORD
# DBHost localhost

とします。

同様に、35〜39行目、および42〜43行目の頭に「#」をつけて

[35〜39行目]
# ObjectDriver DBI::postgres
# Database DATABASE_NAME
# DBUser DATABASE_USERNAME
# DBPassword DATABASE_PASSWORD
# DBHost localhost

[42〜43行目]
# ObjectDriver DBI::sqlite
# Database /path/to/sqlite/database/file

とします。

次に、46行目の
DataSource /path/to/database/directory
を「db」フォルダを設置するフォルダのフルパスに変更します。

（例）
DataSource /export/usr/home/xxx.stepserver.jp/public_html/mt/db
サーバー上の「public_html」の「mt」内に「db」フォルダを設置する場合
※フルパスは、「メンバーズページ」の「WEBアカウント情報」から「ホーム
ディレクトリのパス」にて確認してください。

以上の編集が完了したら、ファイル名を「mt-config.cgi」に変更して保
存します。

サーバーへファイルのアップロード

FTPソフトを使用して、サーバー上にMovableType本体を設置するフォ
ルダを作成します。

（例）
「mt-config.cgi」にて CGIPath http://xxx.stepserver.jp/mt/ と設定
しているので 「public_html」フォルダに「mt」フォルダを作成します。

フォルダを作成したら、そのフォルダ内にMovableType本体をアップロ
ードします。

アップロードが完了したら、MovableType本体を設置したフォルダ直下にあ
る拡張子「.cgi」ファイルのパーミッション(属性)を「700」に変更します。

次に、「db」フォルダを作成します。

（例）
「mt-config.cgi」にて DataSource /export/usr/home/xxx.stepserver.jp/public_html/mt/db
と設定しているので、 「mt」フォルダに「db」フォルダを作成します。

続いて、ブログを公開するフォルダを作成します。

（例）
ブログのURLを http://xxx.stepserver.jp/blog/ とする場合は、「public_html」
フォルダに「blog」フォルダを 作成します。

MovableTypeのインストールと初期設定

MovableType本体を設置したフォルダ【（例） http://xxx.stepserver.jp/mt/】
にブラウザソフトからアクセス して、「ログイン」ボタンをクリックします。

上記の画面が表示されますので、必要事項を入力のうえ「インストールを
続行」ボタンをクリックします。

「インストールが完了しました」という文章が表示されると成功です。
サーバー上から「mt-check.cgi 」を削除して、画面上の「MovableTypeにロ
グインしてください」をクリックします。

ログイン画面にて、先ほど登録した「ログイン名」　「パスワード」を 入力し
て「ログイン」ボタンをクリックします。

ログインに成功すると上記の画面が表示されますので、「はじめにブログを
設定してください。 」をクリックします。

下記画面が表示されますので、ブログの設定を行います。

ブログ名 ･･･ ブログの名前を入力します。

サイトのURL ･･･ ブログサイトのURLを入力します。

（例）
http://xxx.stepserver.jp/blog/
※上記の場合、サーバー上の「public_html」フォルダに「blog」フォルダを作成してください。

サイト・パス ･･･ ブログサイトを公開するフォルダをフルパスにて入力します。

（例）
ブログサイトのURLが http://xxx.stepserver.jp/blog/ である場合
「サイト・パス」は /export/usr/home/xxx.stepserver.jp/public_html/blogと入力してください。
※フルパスは、「メンバーズページ」の「WEBアカウント情報」から「ホームディレクトリのパス」にて確認してください。

時間帯(タイムゾーン) ･･･ UTC+9（日本標準時） を選択します。

上記の設定が完了したら、「変更を保存」ボタンをクリックします。

ブログ設定に保存に成功すると、上記画面が表示されますので、「サイトを 再構築」ボタンをクリックします。

下記画面が表示されますので、「再構築」ボタンをクリックするとブログの作成が行われます。

ブログの作成(再構築)に成功すると、下記画面が表示されます。

「サイトを確認」をクリックするとブログサイトが表示されます。

以上で MovableType のインストールと初期設定は完了です。